春と秋の花粉症に注意する女性

花粉症によるアレルギー性紫斑病のアナフィラキシー

紫斑病とは出血しやすく血管や皮膚、粘膜に紫色のアザが出来る病気全般です。紫斑病は原因によって様々な病名に分かれますが、花粉症などでアナフィラキシーが起こった状態をアレルギー性紫斑病と言います。アレルギー性紫斑病は子供がかかる病気ですが、成人がかかることもあります。アレルギー性紫斑病では微熱やだるさ、出血を伴うぽっこりとした発疹や赤い点のようなアザが見られ、足やお尻に左右対称に現れます。手足がむくんだり頭や顔が腫れたりして、およそ60%が膝や足の関節に痛みを感じます。さらに60%は激しい腹痛や血便などがあり、急性虫垂炎と間違えやすいです。アレルギー性紫斑病では、紫斑が現れて4週間以内に50%が腎障害を起こして、ひどいとネフローゼ症候群に陥ります。紫斑や関節痛は数週間で治りますが。腎障害の治療は長期に及びます。IgAという抗体は花粉に反応しますが、アレルギー性紫斑病にもIgAが関係していることから、花粉症の人が発症する可能性が高いです。その他にも感染症や薬剤、食べ物がきっかけで発症することがあります。花粉症でアレルギー性紫斑病になった場合は、きちんと治療を受けてアレルゲンである花粉を遠ざける生活が大切です。アナフィラキシーが起こった時、最初は安静にしておきます。関節痛にはアセトアミノフェンや湿布などを用いますが、重症を判断されればステロイドを使います。ひどい腹痛の時は腸管に潰瘍ができており、発見されると抗潰瘍薬による治療を行います。さらに紫斑病性腎炎を発症すると、長期間の治療が必要でその分薬にお金がかかります。子供の場合は「小児慢性特定疾患」に分類されて、医療費を補助してもらえます。